脱枠前に資材を置きに現場へ。
感動したので記事に。
このラップみたいなの何だかわかります?
初めて見ました。もう既にそんなのやってるし、自分とこの業者はその方法だよって方はとても良い職人さんに感謝しましょう。
これはレベラーが風等で寄ったりしてレベル差が大きく出ないように気を使って防風してるんです。
レベラーとは?
から話をすると、コンクリート基礎の天端は平らにしなければなりません。傾いたままやあっちこっちで高さが違ったりしてそのまま床を張るとビー玉が転がる床になります。
そのレベル差を大工さんが土台敷の時に高さ調整板を入れながら土台の上が全て同じ高さになるよう調整します。
(格安だったり、大工に手間賃があまり出てない所だとこの作業は行わないと聞きますが...)
その作業はレベル差があればあるほど大変ですが、そもそも基礎天端が揃ってれば問題ないのです。
脱線しましたが、コンクリートは粘性があり完全には平らにはなりません。人の手で平らにするなんて時間ばかりかかります。
そこでコンクリートよりもだいぶ水っぽい、ゆるい材料を1番上の層に流し込むことで重力により勝手に平らになろうとします。
その材料がレベラーです。
ただですね、ゆるくてみずっぽいと言うことは流されやすいんです。
風が強い日なんてせせらいでいますし、寄ります。その寄せが硬化した時にレベル差として出てきてしまうんですね。
そこでこの基礎屋さんはそうならないよう、わざわざビニールハウスのように風を受けないよう防風養生してくれたんです。
こんな事やってるの初めてみました。
感謝です。
土台敷きのレベル測定が楽しみです。
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