なんでもやってみる 最近のたぬき
- tanukihouse0218
- 6月26日
- 読了時間: 3分
心機一転してから。
ではなく、もともと現場で大工さんと収まりややり方を考えたり手を出したりして自分ができる所はやってみたい。
と意匠屋らしからぬ行動ばかりしています。
現場のほうが好きなんですよね😶🌫️
うちの大工は多能工で大工の腕どころかいろんな工種を自らできてしまうのでそんな考えも似てたり。
最近はもっと踏み込んで造作家具周りや下地、仕上げ工事もちゃんと覚えたくてやってきました🫡
以下、たぬき作

洗面造作


埋め込みテレビ台

造作キッチン下地


フロアタイル施工
作るってやっぱり楽しいですね。
収まりも学べますし、こうしとけば楽だな、速いな、こっちの工程先にしたほうが…、こんな道具あったらいいな、治具作るか……。
ここまでやるとですね、
「ホムセンでカットしてもらったのをビスで留めればいいんでしょ?」
やってみろよw
実際にできる口ぶりで言う人いたんですよね。
大工ならちょいちょいってできるんでしょ?自分にも出きそうだし。
みたいな。
いや、やってみなよ。うまくいかないから。
ほんとに。
そもそも材料がまものでも全く「かね」や水平、平行は信用出来ないんですね。
まずその基準を作る所から始めるんです。
それである程度材料のクセを取ったら終わり、組み立て
…ではなくて
建物に対してのクセを取らないといけないんです。
そのクセの取り方、誤魔化し方が大工さんならではのノウハウや経験が詰まってるように思います。
自分の場合、そもそも最初に道具を信用しちゃってました。
丸ノコのゲージ、カネ定規が本当にカネがでてるのかをまず疑う所から始めないとでした。
いざ組み立て、仮組みに入ると
0.5mmはでかい
事に気づきます。
本当に大きい。
それをどうやって逃がすか。または均すのか。誤魔化すか。
そんな事を考えながらやってるとあっという間に時間が過ぎていきます。
そうこう大工さんにアドバイス聴いたりしていたらいつの間にか、かんなやビスケット周り、ほかにも多々道具が増えていきいつの間にか治具を作るようになり…。
こんなたぬきでした。
こういう事をしていて思い出したことがあって。
こういう工事は家具屋の仕事で大工の仕事ではないって仰った大工が過去居たんですね。
…いや、これ大工の仕事です。めちゃくちゃ色々詰まってます。
この程度出来ないなら大工を名乗るのを辞めてしまえ。
流行りのプレハブ大工と名乗って頂きたい。
と腹黒たぬきでした。
上のキッチンや建具の一部には今回はじめて
「リノリウム」
を使用して貼り付けてみたいと思います。
楽しみ楽しみ。
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